競技も仕事も本気で向き合う。 二刀流で見えた新しい景色
後藤回漕店に入社した決め手は何でしたか?
競技とキャリアを両立しながら、自分の挑戦を前向きに支えてくれる会社だと確信したからです。
私は6歳からテコンドーを続けており、2028年のロサンゼルスオリンピックや2026年のアジア競技大会でのメダル獲得を目指しています。そのため、社会人アスリートとして働ける環境を探していたのですが、最初に声をかけてくださったのが後藤回漕店でした。
選考でお会いした社員の皆さんは、明るく話しやすい方ばかり。社長との面接では緊張していたものの、共通する武道の話題で自然と打ち解けることができ、本音で話せる雰囲気を作っていただきました。
また、後藤回漕店には創業150年という長い歴史があり、その積み重ねが、これまで「継続力」を大切にしてきた自分の競技人生と重なる部分がありました。国内外へ事業を展開している点も「世界で戦う」という自分の目標とリンクし、迷うことなく「ここで働きたい」と思ったんです。
現在の業務内容を教えてください
現在は東京レールゲート事業所で、主に受付対応や書類作成に携わっています。
この事業所は、東京港に届いた貨物を受け取り、全国配送へつなぐ役割をもつ中継拠点です。荷物を運びに来られるドライバーさんや関係者の方が多く訪れるなかで、受付として窓口対応を行っています。あわせて、貨物リストや運送の依頼書といった書類の作成も担当しています。
新卒1年目ですので、覚えることは盛りだくさんです。全体の動きを把握するために、倉庫内での簡単な作業に入る日もあります。キーホルダーやストラップなど、小さな商品の検品や詰め替え作業を手伝いながら、物流の流れを肌で感じています。実際に見て触れる機会が多いので仕事を理解しやすく、自分にとても合っていると感じています。
仕事のなかで感じる「やりがい」や「面白さ」を教えてください
おおげさではなく、どの業務にもやりがいを感じています。
書類作成や受付対応は地道な業務ですが、次の工程へ確実につないでいく大事な役割です。自分の準備で全体の動きがスムーズになったときは、素直にうれしくなりますね。受付でドライバーさんから「試合頑張ってね」「応援しているよ」と声をかけていただくこともあり、励みになっています。
また、倉庫に入ると、書類では想像しきれないリアルな人や物の動きを体感できます。商品の入れ替えや検品を通して、「多くの支えがあって商品が届くんだ」と気づく瞬間が増え、店頭で商品を見るたびに物流のすごさを改めて感じます。
周りの先輩や同僚は、どんな人たちですか?
所長や先輩方、作業員の方も含めて、職場の雰囲気が明るく優しいと思います。
わからないところはすぐに相談できますし、忙しいときでも手を止めて真剣に教えてくださいます。自分がこうして安心して働けるのは、後藤回漕店の環境があってこそだと感じています。こんなに頼れる職場は、きっと多くないですよね。
職場の方と週に1回ほどランチをご一緒する日もあるのですが、競技の話を聞いてくださったり、試合前に「頑張ってね」と声をかけていただいたり。会社全体で応援していただける空気が、本当に心強いんです。
日々の仕事の中で、「後藤回漕店ならではだな」と感じる考え方や、昔から受け継がれていると思うことはありますか?
基本を大事にする文化が根づいていると感じています。
入社後すぐの研修では、名刺交換や挨拶の仕方など、社会人としてのマナーをじっくり教えていただきました。時間をかけて育ててもらった経験は、新卒の自分にとって大きな支えになっていて、現場に出てからも「あの研修があって良かった」と思う場面が多いです。
神戸本社で社歌が流れると聞いたときは驚きましたが、長い歴史のなかで大切にしてきた文化が、いまも息づいているのだと感じました。

今後の展望を教えてください
まずは、社会人としての基礎をしっかり固めていきたいです。
日々の業務で学んだことを積み重ねながら、周りの方に頼っていただける存在になりたいと思っています。
競技面では、これまで以上にテコンドーに向き合い、結果にこだわりたいですね。直近では2026年1月の全日本選手権での優勝と、日本代表への選出を目指しています。その後のアジア選手権や国際大会でも成果を残せるよう、練習に全力で取り組んでいるところです。