大切なのは知識より好奇心。 信頼を土台に、世界へ貨物を届ける
後藤回漕店に入社した決め手は何でしたか?
「日本と世界をつなぐ仕事」ができ、物流における一連の工程を経験できる環境があると感じたからです。
学生時代は語学学習に力を入れていたこともあり、就職活動では当初、旅行業界など語学力を活かせる業界を幅広く見ていました。そうして業界研究を進めるなかで、物流の社会インフラとしての強さに惹かれました。
中でも後藤回漕店を選んだのは、歴史ある企業ならではの安心感に加え、会社として、物流の川上から川下までの業務に関われる点に魅力を感じたからです。実際に入社してからも、コロナ禍のような世界的な混乱の中でも仕事が途絶えることはなく、安定した基盤があることを改めて実感しました。
また、私自身が兵庫県出身ということもあり、神戸に本社を構える後藤回漕店に縁を感じたことも理由の一つです。
現在の業務内容を教えてください
現在は横浜事業所で、輸入貨物の国内配送手配や調整業務をメインに行っています。
具体的には、海外から港に届いたコンテナを、お客様のもとへ届けるためのトラックやドレージ(コンテナ輸送車両)の手配、倉庫での作業手配、通関部門への依頼などを行っています。扱う貨物は、おもちゃや日用雑貨から、楽器、工業用原料(鉄粉など)まで多岐にわたり、それぞれに適した輸送方法を検討します。
以前は営業事務として、メーカー様/専門商社様をお客様として、海外代理店とのやり取りや、海上輸送の手配といった「入り口」の業務を経験しました。現在はより現場に近いポジションで、倉庫や運送会社と直接連携しながら、貨物をスムーズに届けるための調整役を担っています。
仕事のなかで感じる「やりがい」や「面白さ」を教えてください
自分が携わった商品を、街中やお店で見かけたときに大きなやりがいを感じます。
おもちゃ売り場で担当した商品を見つけたり、普段書類で管理しているコンテナの実物に遭遇したりすると、「自分はこれだけ大きな仕事に関わっているんだ」と、物流を支える一員としての喜びを肌で感じます。
また、多くのプロフェッショナルと協力して仕事を進める点も面白さの一つです。私が作成した指示書一つで、現場の作業員の方やドライバーさんなど、多くの方々が真剣に動いてくださる。その責任の重さを感じると同時に、一つの貨物を無事に届けきったときは、責任を果たせたという安堵感とともに、確かな充実感があります。
さらに、世界情勢や天候と密接に関わっているのもこの仕事の特徴です。各国の政治的な動きや天候一つで、輸送のスケジュールは容易に変わります。ニュースで見る世界情勢と自分の仕事が直結していると感じる瞬間は、まさにこの仕事ならではのダイナミズムだと思います。
周りの先輩や同僚は、どんな人たちですか?
面倒見がよく、困っているとすぐに「大丈夫?」と声をかけてくれる優しい先輩ばかりです。自分が若手の頃にしてもらったサポートを、今度は自分たちが後輩に返していく、という「恩送り」のような文化が根付いていると感じています。
また、社内の人間関係は、お互いに心地よい距離感が保たれています。業務では密に連携を取りながら、プライベートの時間もしっかり大切にできるので、オンとオフのメリハリをつけて働ける環境なのではないでしょうか。
日々の仕事の中で、「後藤回漕店ならではだな」と感じる考え方や、昔から受け継がれていると思うことはありますか?
社内だけでなく、協力会社様とも強い信頼関係で結ばれている点です。
倉庫会社様や運送会社様など、パートナー企業の担当者様とも、長年のお付き合いがあるからこその深い協力体制があります。私が配属されたばかりの頃は、パートナー企業の担当者様が「何でも聞いてね」と業務を教えてくださることもありました。
これは、先輩方が長年誠実に向き合ってきた歴史があるからこそだと思います。仕事を進めるうえでは、こうした人とのつながりやコミュニケーションがいかに大切かを日々学ばせていただいています。

今後の展望を教えてください
まずは現在の部署での業務を完璧にこなし、どんなイレギュラーにも動じない対応力を身につけたいです。
また、物流は天候や情勢で予期せぬことが起こるのが常ですが、失敗や経験を積み重ねることで「このパターンならこう対応すれば大丈夫」という引き出しが増えていきます。これまでの営業事務での経験と、現在のポジションで培っている対応力を掛け合わせ、社内外から頼られる存在になりたいです。